はじめに
Gtaxは確定申告をする際に必要な仮想通貨の損益計算を自動で行う損益計算ソフトです。
この記事では、Gtaxで損益計算するために必要な取引データの取得から損益計算が完了するまでの概要を説明していきます。
目次
Gtaxの使い方
Gtaxでは、以下の5つのステップで煩雑な仮想通貨の損益計算が完了します。本ガイドの説明をよく読んで、作業を進めていきましょう。
STEP1-取引データの取得
損益計算に必要な取引データを取得しましょう!
Gtax対応の全取引所・ウォレットの取引履歴の取得方法をすべてまとめて公開しているので、初めての方もご安心ください。
初めて仮想通貨の計算を行う方は、仮想通貨取引を始めた時の最初の取引~最新の取引まで、年度に限らず全ての取引が網羅されるように取引履歴を用意する必要があります。
〇過去に確定申告をしたことがある方や、他社からの乗り換えの方は期首残高入力機能を使いましょう。
期首残高入力機能について
〇ICOやマイニング、ハードフォーク、友人とのやり取りなどの取引所から取得できないような取引履歴は、共通フォーマットを使いましょう。
対応外取引所の処理方法(共通フォーマット)
STEP2-取引データのアップロード
用意した取引データをGtaxへアップロードしていきましょう!
メニューバーで「データ取り込み」を選択し、「取引所を選択」をクリックします。
次に該当する取引所を選択し、「登録する」を押します。
選択した取引所のデータ取込口が表示されるので、該当する項目をクリックし、取引所から取得したデータをアップロードします。
アップロードが完了するとこのような画面が表示されます。
※すべての取引取引データを入力しないと正確な計算結果が算出されなくなる可能性がございます。
※ウォレット履歴も同様の手順で登録します。
〇その他のデータ登録について
ブロックチェーン取引の使い方
〇「対応が必要な取引履歴があります。」と表示されたら、未取込取引機能または移動通貨処理機能を使いましょう。
未取込取引機能
移動通貨処理機能
STEP3-損益計算
損益は自動で計算されます!
計算方法(総平均法・移動平均法)を選択すると、自動で計算された損益額が表示されます。
〇「計算に必要な履歴が足りません」と表示されたら、エラー検証機能を使いましょう。
エラー検証機能(保有数検証)
STEP4-計算完了・結果の確認
損益計算結果や保有数に問題がないかを確認する
計算が完了したら「計算が完了した方はこちら」をクリックしてください。
計算結果や、保有数に問題がある場合は、取引履歴一覧でアップロード履歴や保有数検証機能で解消しましょう。
仮想通貨取引の損益が20万円を超えている方は確定申告が必要となる可能性があります。
これらのサービスを利用すると、Gtaxで算出した計算結果もとに確定申告を簡単に行うことができます。
STEP5-年度情報の確定
計算結果を確定しましょう
計算が完了後、年度横の「未確定」をクリックします。この際に確定申告に利用する計算方法が選択されていることを必ず確認してください。※この画像では、総平均法が選択されています。
年度と計算方法を確認し、「20〇〇年度の計算結果を確定する」をクリックすれば年度の計算結果が確定されます。
「詳細な情報をダウンロード」から損益額算出の根拠となる1年間の取引一覧、取引を項目ごとに集計したサマリーファイルをダウンロードすることが可能です。
Gtaxの基本的な使い方としては以上となります。より具体的なGtax機能の説明やお困りごとの解消は、サポートセンターのFAQや、「Gtaxご利用ガイド」をご活用ください。
各ヘルプページをご確認いただいた上で、初心者で何からしたらいいかわからない、エラーが出て計算ができないといった方は問題解決できるようサポートさせていただきますのでこちらまでお気軽にでお問い合わせください。
#Gtax-beginner-guide