このページではNFTの取引履歴をGtaxにアップロードして計算する方法を紹介します。
NFTにかかる税金についてはこちらの関連記事をご確認ください。
共通フォーマットを利用する方法
現在は、DeFi処理機能からNFTの取引を登録することができます。ただし、Gtax上のNFTの管理方法が異なるため、共通フォーマットで処理したNFTを売却した取引に関しては、共通フォーマットをご利用ください。
NFTの取引履歴は共通フォーマット(手動作成ファイル)を使ってアップロードする必要があります。共通フォーマットの概要については以下の記事をご確認ください。
共通フォーマットはこちらからダウンロードして下さい。
NFTのそれぞれの取引について共通フォーマットでの記入方法を説明していきます。
■NFTを購入
取引種別を「売買」として入力してください
例)2ETHで「NFT資産A」を購入した。
・取引所名:利用したNFT売買プラットフォーム名
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引種別:売買
・取引通貨名(+):NFT資産A
・取引量(+):1
・取引通貨名(-):ETH
・取引量(-):2
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
■NFTを売却
取引種別を「売買」として入力してください
例)「NFT資産B」を売却し、5ETHを取得した
・取引所名:利用したNFT売買プラットフォーム
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引種別:売買
・取引通貨名(+):ETH
・取引量(+):5
・取引通貨名(-):NFT資産B
・取引量(-):1
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
■NFTを無償で取得
NFTをエアドロップなどで無料で取得した場合は取引種別を「無償取得」として入力してください
例)NFTのエアドロップで「NFT資産C」を取得した
・取引所名:利用したプラットフォーム名
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引種別:無償取得
・取引通貨名(+):NFT資産C
・取引量(+):1
・取引通貨名(-):空欄
・取引量(-):空欄
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
■NFTの貸し出し報酬
NFTの取引ではAxie Infinityのスカラーのように、保有しているNFTのを貸し出して、報酬を受け取るといった取引があります。この様なケースでは取引種別を「ボーナス」として入力してください。
例)NFTの貸し出しの報酬としてトークンDを10取得した
・取引所名:利用したプラットフォーム名
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引項目:ボーナス
・取引通貨名(+):トークンD
・取引量(+):10
・取引通貨名(-):空欄
・取引量(-):空欄
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
注意事項
■同じ名前のNFTを購入した場合
ブロックチェーンゲームの同じ名前のアイテムを複数購入など、同名のNFTを購入した場合は名前を変えてそれぞれ購入情報を入力して下さい。
例)ブロックチェーンゲームの「アイテムE」を2つ購入した場合
→「アイテムE_1」、「アイテムE_2」のように名前を変えてそれぞれ購入情報を記入する
【入力例】
・取引所名:利用したNFT売買プラットフォーム名
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引種別:売買
・取引通貨名(+):アイテムE_1
・取引量(+):1
・取引通貨名(-):ETH
・取引量(-):1
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
・取引所名:利用したNFT売買プラットフォーム名
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引種別:売買
・取引通貨名(+):アイテムE_2
・取引量(+):1
・取引通貨名(-):ETH
・取引量(-):1
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
■既存の通貨にあるシンボルと同名のNFTを購入した場合
既存の通貨にあるシンボルを入力するとGtaxシステム内では、仮想通貨として認識され、計算されてしまうため、名前を変更する必要があります。
例)「BTC」という名前のデジタルアートを購入した場合
→NFTの名前を「BTC(NFT ART)」のように変更して入力してください
・取引所名:利用したNFT売買プラットフォーム名
・日時(JST):取引日時を日本時間で入力
・取引種別:売買 ・取引通貨名(+):BTC(NFT ART)
・取引量(+):1
・取引通貨名(-):ETH
・取引量(-):1
・取引額時価:空欄
・手数料通貨名:空欄
・手数料数量:空欄
その他関連記事