A, 一件の売買が+側と−側で分かれて別々に記載されている取引データは、Gtaxでは分けて処理をしております。
<分けて処理>
・+側→購入で処理(時価分が利益となり、その時価分が原価となる。)
・-側→売却で処理(原価分が損失として発生)
トータルで認識される損益は、一件の売買で処理を完結させた場合と同じになります。
下記例を挙げて説明します。
<例>
・BTCの平均取得単価は100万円とする。
・取引所Aで1BTCを売却し、40,000USDTを得た。この時1USDTの価格は110円だった。
■一件の売買で処理した場合
時価ー原価=時価(40,000USDT×110円)ー原価(1BTC×100万円)=440万円−100万円=340万円の実現損益が発生します。
■分けて処理した場合
・40,000USDTを購入で処理→40,000USDT×110円=440万円の利益 1BTCを売却で処理→1BTC×100万円=100万円が損失として計上 合計340万円の実現損益が計上されます。
■対象取引所