ブロックチェーン取引で対応していないチェーンを利用している方は「共通フォーマット」に取引内容を入力していただいた上でご提出いただく必要がございます。このページでは共通フォーマットの入力方法をご説明します。
Ethereum、BSC、Polygon、Solanaについてはこちらの記事を参考にブロックチェーン取引を使って取引情報を登録してください。
事前にご確認いただきたい点について
ブロックチェーンのトランザクション履歴は、通常の仮想通貨取引所から取得できる履歴とは異なり、損益計算に必要な情報が整理されていません。そのため、お客様の方で取引情報を整理した上で履歴をご提出頂く必要があります。
例えば、スワップのように本来1件(エクセルの1行)の取引として記載されるべきものが、DeFiの取引データでは「in通貨」と「out通貨」で履歴上分かれて記載されていたり、別ファイルで記載されていることがあります。こちらについてはお客様の方で分かれている履歴を結びつけていただき、共通フォーマットに1件の取引として記入して頂く必要があります。
また、流動性提供やステーキング等、1件の取引ではなく複数の取引から損益(通貨の増減)を算出する必要のあるものはお客様の方で通貨の増減を算出した上で共通フォーマットに記入していただきます。
ブロックチェーン取引を共通フォーマットに記入する方法
まずは以下より共通フォーマットをダウンロードしてください。
※このシートはエクセルで編集していただきます。エクセルをお持ちでない方はGoogleスプレッドシートを利用することで編集が可能です。詳しくはこちらをご確認ください。
■スワップ、プレセールでの購入などの取引
こちらは取引種別を「売買」として記入いただきます。
支払った通貨が送付、購入した通貨が預入と分かれていることがありますが、1件の取引(エクセルの1行)としてまとめた上で記入をお願いします。
例①
2021/12/1に1ETHと100AAAをスワップした。 (1ETHを支払って100AAAを購入した)
例②
2021/8/1にプレセールに参加して、1ETHを支払った。 2021/9/11にプレセールで購入した通貨200BBBが付与された。
⇒日時は参加時の日時を記入してください。
■ステーキング
ステーキングについては、ステーキング報酬を記入してください。
取引種別は「マイニング」として記入してください。
例
1ETHをステーキングした。 2021/12/1にステーキングを終了し1ETHと報酬の1AAAを引き出した。
■流動性提供
流動性提供は、プールからすべて引き出したタイミングで、流動性の提供前後にて増加した通貨を取引種別「ボーナス」、減少した通貨を取引種別「手数料」として損益として計算を行います。 まだすべて引き出していない場合、損益を計算できないので、手数料のみ記載してください。
例
2021/12/1にBNB/USDCのプールに10 BNBと4000 USDCを送って流動性提供を開始した。 2021/12/2にBNB/USDCのプールの流動性提供を終了し11BNBと3000USDCを引き出した。
▽
-
BNB
- 「引き出し時の数量11」ー 「提供時の数量10」=「1BNB増加している」
⇒「ボーナス」として記入
- 「引き出し時の数量11」ー 「提供時の数量10」=「1BNB増加している」
-
USDC
- 「引き出し時の数量3,000USDC」ー 「提供時の数量-4,000USDC」=「1,000USDC減少している」
⇒「手数料」として記入
- 「引き出し時の数量3,000USDC」ー 「提供時の数量-4,000USDC」=「1,000USDC減少している」
■エアドロップなどのボーナス
取引種別「ボーナス」として記入をお願いします。
例
2021/12/2に10AAAをボーナスで得た。
■その他手数料
支払った手数料の記入をお願いします。スワップやステーキング、流動性提供等それぞれ他の情報を合わせて手数料を記入いただいても問題ないですが、その他手数料にまとめて記入いただく形でも問題ありません。 どちらかやりやすい方法で記入をお願いします。
例
2021/12/2に0.00001BNBを手数料で支払った。
編集した共通フォーマットをアップロード
上記の作業が終わったら、共通フォーマットをGtaxにアップロードします。
「データ取り込み」ページの「対応外データ」タブを開き、ファイルをアップロードしてください。
シートの入力方法などご不明点などあればお気軽にサポートまでお問い合わせください。