(2020/9/25)Coincheckの損益計算に必要な取引履歴が変更になりました。
この記事では、変更内容と変更に伴う対応方法について説明します。
また、2019年以前の計算を行っている方は、取り込み方法の変更に伴い注意が必要ですので、必ずご確認ください。
計算に必要な取引履歴の種類
変更前・計算に必要なファイル一覧
- 日本円銀行振込入金(deposits-日付)
- 日本円の出金(withdraws-日付)
- コインの受取(deposit-bitcoin-日付)
- コインの送金(send-日付)
- コインの購入(buys-日付)
- コインの売却(sells-日付)
- 約定履歴(my-complete-orders-日付)
- レンディング履歴(lending-histories-日付)
- クレジットカード購入(card-purchases-日付)
- レバレッジ
変更後・計算に必要なファイル一覧
- 年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)
- レンディング履歴(lending-histories-日付)
変更点
- 計算に必要なファイルが大幅に減少
- 変更前のファイルは、アカウント開設から現在まですべての期間の取引が記載されていたが、変更後の「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」については年度ごとに取得が必要
年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)の取得方法
「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」の取得方法はコチラの記事で説明しております。
注意点
Gtaxでは取引が二重に取り込むのを防止する機能を備えておりますが、Coincheckの変更前と変更後のファイルでは、実際は同じ取引であってもGtaxのシステムでは同じ取引とは認識されず共存します。
そのため、「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」を取り込む際に、2020年内のCoincheckの取引を自動で削除し重複しないようにしております。
重要:2019年以前の計算を現在行っている方へ
前項の「注意点」で説明している通り、「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」を取り込む際、2020年内のCoincheckの取引を自動で削除し重複しないようにしております。
ただし、2019年以前の計算を今行っている人は、2019年以前のCoincheckの取引は自動で削除されないため、2019年の「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」を取り込むと取引が二重に計算されてしまいます。
そこで、2019年以前の計算を今行っている人は以下の手順で取引が二重で取り込まれるのを防いでください。
<手順>
- 計算している年度より前の年度を締める
次年度繰越機能の使い方
こちらの記事を参考にして、計算している年度より前の年度を締めてください。
年度を締めることで、新しいファイルの取り込みや既に取り込み済のファイルの削除の干渉を受けなくなります。 - 取り込み済のCoincheckの取引履歴を削除する
計算している年度より前の年度を締めたら、取り込み済の取引履歴を削除します。
アップロードした取引履歴の確認方法
こちらの記事を参考にして、取り込み済のCoincheckのレンディング履歴を除くすべての履歴を削除してください。
※ファイルの削除は必ず計算している年度より前の年度を締めた後に行ってください。 - 計算している年度の「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」を取り込む
取り込み済のCoincheckの履歴を削除できましたら、計算している年度の「年間取引履歴(01_数字_年度_1.csv)」を取り込んでください。
以上の手順で完了となります。
よくわからない方、不安な方はお気軽に問い合わせ窓口までご連絡ください。
<問い合わせ窓口: gtax@aerial-p.com >